どんぐりマーク
homeclimb
What's New
 
 
 
日本の庭園


桂離宮








 
 
 
ころころ表示 green_tree3green_tree2 

こころに響く庭 桂離宮

 

こころに残る日本の庭について述べようとすれば、
やはり桂離宮と修学院離宮をまず挙げる必要がある。
この2つの離宮の庭は、数多い日本庭園の中でも比類
のない存在である。

感ずるに、桂離宮の庭と修学院離宮の庭はそれぞれ
極まった姿態を持ちながら、互いにきわめて対照的な
特徴を見せる庭である。

 

桂離宮は、多様な要素を取り入れながら誠に品位が高く、
肌触りがいい着流しの様な心地よい親しみ易さと同時に、
動かしがたい芯の確かさを見せてくれる。
洗練という言葉がそこを通り過ぎて昇華してしまった
と云ったら良いだろうか。

 


<梅の馬場>

 

 

智仁親王、智忠親王、穏仁親王がこの庭にどのような
思いを注ぎ込んだのか。 また、長い年代がこの庭に何を
加え、何を省いていったのかについて 知る由もないが、
日本という風土の中でこの庭が生まれ、時代を生き抜き、
動かしがたい庭となって今ここに存在するという事実に、
日本人として幸福な感情を禁じ得ない。

 

 


<笑意軒 前>

 

桂の庭は多様な要素を持ち、それらが互いに対峙する
ことなくさまざまな表情を見せてくれる。 そのどこを
歩いても まったく想いが深い庭であるが、蘇鉄山だけは、
私のなかで未だに消化できないでいるのが残念である。
 

幾年か以前に庭を歩かせて頂いた折り、自分の中で感情
が静かに穏やかになってゆく一方で、頭の芯の部分は熱く
なっていったことが今でも反すうされる。
 


    dummy

next_page
 

TopOfPage