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日本の自然



 
 
 
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こころに響く日本の自然 雄国沼

 
 

雄国沼は、磐梯山系 猫魔ヶ岳
の山麓に位置する。
 

初めは単純な目的だった。
山岳林道を楽しみたい。
そんな思いで、山肌に張り付いた
つづら折りを ずんずん登って行った。

登り切った駐車場は思いのほか広く、
降り立って振り返ると、切り立った
足元の向こうに 遥かに山並が
広がっている。
反対側に雄国沼があるはずだが
空以外 何も見えてこない。
 

駐車場を越え、熊笹越しに つま先
立って覗いて、思わず息をのんだ。

 


< 雄国沼 1 >

 

こんなところに どうして
こんな水があるんだ。
それは、想像もしない光景だった。

猫魔ヶ岳の山麓が ゆるやかに
落ちて来て 葦の湿原になり、
それがそのまま伸びて 深い色を
した水面につながっている。
二筋 三筋と細く 長く伸び出た
森が、葦原の広がりと 3次元の
コントラストを作り出し、
こちらの感覚をくすぐってくる。

水際で立ち枯れた木々の白さが、
眺めを さらに印象深い姿に
している。

 


< 雄国沼 2 >

 

叶うはずもないが、
対岸の葦原の片隅に、ささやかな
茅葺きの庵をしつらえ、水草を
眺めながら暮らしていられたら
他には何もいらない。

そんな誘惑にかられる 雄国沼の
佇まいである。

 

雄国沼へは、リュックを携え 八方台
登山口 あるいは 雄子沢登山口から入る
のが 本来のあるべき姿であろう
と云う事を 後に知った。

次の機会には、リュックを携え
雄国沼を目指したいと考えている。

 

 


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